PEMFセラピーは何回受ければよい?施術計画の考え方【東三国】
「PEMFセラピーは1回でよい?」「何回くらい通えば判断できる?」という質問をよくいただきます。結論からいうと、すべての方に共通する回数はありません。症状の種類や期間、生活状況、使用する機器によって計画が変わるためです。この記事では、研究で用いられている回数も参考にしながら、無理のない施術計画の考え方を東三国から解説します。
PEMFの回数を一律に決められない理由
PEMF(Pulsed Electromagnetic Field)は、パルス状の電磁場を利用する方法です。しかし「PEMF」という名称が同じでも、研究や施設によって周波数、磁場の強さ、1回の実施時間、対象部位が異なります。また、腰痛、関節の悩み、疲労感など、相談内容も人それぞれです。
そのため「○回受ければ必ず改善する」と断定することはできません。回数だけを先に決めるより、最初の状態を確認し、一定期間ごとに変化を評価して、続け方を調整することが大切です。
研究ではどのくらいの頻度で行われている?
非特異的腰痛を対象にしたシステマティックレビューでは、研究ごとの条件に大きな幅がありました。1回10~30分、週2~7回など、頻度も設定も統一されていません。9件のランダム化比較試験のうち5件では対照群と比べた痛みや身体機能の改善が報告されましたが、研究条件の違いが大きく、標準的な回数を決めるには今後の研究が必要とされています。
慢性腰痛を対象にした別の小規模試験では、週3回を3週間、合計9回という計画が使われました。また、別の試験では4週間で12回という条件も用いられています。これらは研究上の一例であり、そのまま全員に当てはまる推奨回数ではありません。
当院が大切にする施術計画の3段階
1.最初に現在地を確認する
まず、痛みの場所と強さ、いつから続いているか、睡眠、疲労、仕事や家事への影響を確認します。痛みだけでなく、「朝の動き出し」「夜中に目が覚める回数」「座っていられる時間」など、日常生活で分かる指標を決めておくと変化を判断しやすくなります。
2.短い期間で反応を見る
初回だけで結論を出さず、かといって漫然と回数を重ねるのでもなく、数回ごとに状態を見直します。施術直後の感覚だけでなく、翌日以降の痛み、睡眠、活動量に無理がなかったかも確認します。刺激は強いほど良い、回数は多いほど良いというものではありません。
3.継続・変更・終了を判断する
目標に近づいているか、日常生活が楽になっているかを確認し、頻度を減らす、別の方法を組み合わせる、いったん終了するなどを検討します。変化が乏しい場合は、原因の再評価や医療機関への相談が必要なこともあります。
回数を考えるときに記録したいこと
施術計画を客観的に見直すため、次の項目を簡単に記録してみてください。
- 痛みやこわばりの強さと続く時間
- 眠りにつくまでの時間、夜中に目覚めた回数
- 起床時の疲労感や体の動かしやすさ
- 歩行、仕事、家事などで困った場面
- 施術後に気になった違和感や体調変化
毎日細かく書く必要はありません。同じ基準で定期的に振り返ることが、感覚だけに頼らない判断につながります。
PEMFだけで施術計画を組まない理由
慢性的な痛みや回復感の乏しさには、筋肉や関節だけでなく、睡眠不足、活動量、ストレス、生活リズムなどが関係することがあります。そのため、PEMFの回数だけを増やしても、悩みの背景と合っていなければ十分な変化を感じにくい可能性があります。
みのり鍼灸整骨院では「睡眠×慢性痛×自律神経をまとめて診る」という視点から状態を確認し、必要に応じて鍼灸、整体、頭皮や耳へのアプローチなどを検討します。詳しい施術内容は、メニュー料金ページでご案内しています。
先に医療機関へ相談したいケース
次のような場合は、PEMFの回数を考える前に医療機関での評価を優先してください。
- 急に強い痛みが出た、または日ごとに悪化している
- 発熱、原因不明の体重減少、強い夜間痛がある
- 手足の力が入りにくい、しびれが広がっている
- 腰痛とともに排尿・排便の異常がある
- 転倒や事故の後から痛みが続いている
また、植込み型医療機器を使用している方、妊娠中または妊娠の可能性がある方、重い病気の治療中の方は、PEMFを受ける前に主治医と施術者へ必ず相談してください。
まとめ|回数より「評価と見直し」を大切に
PEMFセラピーに全員共通の正解回数はありません。研究でも頻度や条件に幅があり、症状、使用機器、生活状況を踏まえて判断する必要があります。最初の状態と目標を確認し、数回ごとに日常生活の変化を振り返りながら、継続・変更・終了を決めることが大切です。
東三国周辺でPEMFを検討している方は、「何回通うか」だけでなく、「何を目標に、どの時点で見直すか」も含めてご相談ください。無理のない計画を一緒に考えます。



