やっちまった・・・
こんばんわ。
鍼灸整体院 院長 田中です。
本日はまじめな話ではなく私の失敗した話をしたいと思います・・・
治療で失敗というわけではなく、久しぶりに純粋に失敗をしてしまったお話です(;^_^A
茨木のレンタル治療院へは、女性の鍼灸師の先生も使ったりする兼ね合いから「痴漢撃退スプレー」が置かれています。
置いてある場所は、受付横です。
本日何気に受付へ座っていたら、痴漢撃退スプレーがとても気になりました。
「本当に作動するのか???」
なかなか活躍することがないアイテムではありますが、必要な時は必要なアイテム。
もしもの時に作動しなかったら大変です。
好奇心からと心配から手に取りました。
私が痴漢撃退スプレーを使用することはほぼないと思います。
しかし、女性陣が使えなくては意味がありません。
スプレーを手に取りスイッチを軽く押すと、スプレーを使い終わったような形で「ぷすー」っといいました。
ガスがなくなってしまったのかと思って、もう一度押すとなんと勢いよく液体が噴出したのです。
想像していたのは、無色透明の霧状のものが拡散して痴漢の目や鼻を痛めつけるのだと思っていましたが、現実は違いました。
茶色の唐辛子の香りがする液体がかなりの勢いでストレートに飛んでいきました。
やや上方を向いていただけに茶色い液体は弧を描き受付前の白い壁へ無事付着・・・
はじめは何が起きていたのか全くわからなかった。
ただただボー然とするばかり・・・
真っ白な壁へ茶色い水玉模様が出来上がっている。
気持ちをすぐに切り替え淡い期待を込めてティッシュで拭いてみるが、そこはさすが痴漢撃退スプレー・・・
ティッシュごとき乾拭きではとれない。
そして、取れる気配すら感じさせない。
存在感がそして絶望感が半端なかった。
昔あった『ダイの大冒険』という漫画で大魔王と初めて対峙した時のポップの絶望感に似ているだろう。
ティッシュの乾拭きでは、武器にならない。
続いて、銅のつるぎレベルの水拭きを試みる。
水拭きでも太刀打ちができない。
ピッコロ大魔王レベルかと思ったがちがったようである。
続いて、アルコールを振りかける。
アルコールというレベルでやっとスーパーサイヤ人になれた気分だった。
少しずつだが茶色の液体が落ちていく。
ソファーも白色である。
材質は合皮なのかアルコールで何とか落ちそうであることを確認した。
問題は、壁紙に付着した液体である。
アルコール片手に立ち尽くしていた。
威圧感は範馬勇次郎レベルである。
アルコールでは微妙に落ちるだけで綺麗になっている感じにはならなかった。
そこで次なる武器。
これはロトのつるぎだと私は確信をした。
キッチン泡ハイターだ。
キッチン泡ハイターをペーパータオルに染み込ませて汚れに押し当てるとかなりハイペースで落ちていく。
格段のレベルアップを果たした。
強さのインフレだ。
スーパーサイヤ人だった私が、サイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人通称サイヤ人ブルーになった気分だ。
向かうところ敵なし状態だ。
「孤独のグルメ」の井之頭五郎が本気で飯を食べ始めた感じだ。
本気を出し一心不乱にハイターでこする。
染み込ませる。
こする。
染み込ませる。
こする。
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本気を出した結果なんとか作業時間2時間をかけほぼ現状回復。
目を凝らしてみると若干薄ピンク色に見えるが、初めの痴漢撃退スプレーの絶望感からしたらスライムを相手にしてるようなもの。
しっかりと染み込ませて壁紙の目に合わせてごしごしとしていくとどんどん白に近づいていく。
本当によかった。
興味本位でスプレーを噴出させてはいけないということを心に刻み込みました。
今週のブログは、私の日常での失敗でした。
もしご自宅で痴漢撃退スプレーを誤って誤射してしまった場合は『キッチン泡ハイター』をご活用ください。
かなり使えます。
ではでは。
また次週。